豊胸と胸の仕組み
これも『胸の仕組み』の項で少しお話しましたね。しかし今回はその時に話した内容をもっと掘り下げてお話していこうと思います。
まず乳房の成長ではタナー(Tanner、イギリスの小児科医で、子供の成長や性的発達の研究をした人)の提唱した分類を使います。タナー分類ではまず子供の性別差が無い状態の第一段階である『第一次性徴期』から始まります。そこから女性体は第二段階である『乳頭期(乳腺が発達を始め乳頭が拡大し始める)』と『乳輪期・乳うん期(乳頭の拡大が増大して、乳輪の拡大も開始される。乳頭と乳輪あたりが膨らみ始める)』が初潮の大体1年前あたりから始まります。
そして初潮が来て一年前後経つと第三段階である『乳房第一期(乳房が全体的に膨らみ始める)』と『乳房第二期(乳房全体の膨らみが加速し、乳房の下輪郭が現れ始める)』に入り、乳房の形が徐々に出来てきます。
そうして初潮が来て一年以上経つと第四段階である『成熟期・成長期(乳腺の発達度合いが著しく増加し、乳房から乳輪が隆起する。ほぼ成人の乳房の形になる)』に入ります。
第四段階でもうすでに大人の乳房の形にまで成長する方もいますが、この段階ではまだまだ乳腺が発達過程ですので、大人の乳房になるのは第五段階である最終段階です。この段階には特に名称は無く、乳腺の発達が終了したということを意味しています。
このような過程を経て発達する乳房やその組織ですが、乳房の成長が終わり成人型となるのは平均して18歳ころだと言われています。
ですので乳房の大きさや乳腺の発達具合は、その成長をしている時期にきちんとした栄養を摂取しているか、胸の大きさを抑圧するような下着を着けていないか、女性ホルモンのバランスを崩すような生活をしていないかなどの外的要因により発達の程度が変わり、完成した胸の大きさにも影響を及ぼすのです。